毎日食べるごはん。だからこそ、炊飯器にはこだわりたいですよね。
今回は東芝の人気シリーズ「炎匠炊き(ほのおたくみだき)」の中から、上位モデルのRC-10MGXと標準モデルのRC-10HGXの違いをわかりやすく解説します。
「どっちを選べばいいの?」「上位モデルって何がすごいの?」そんな疑問をやさしくご紹介していきます。
東芝の「炎匠炊き」とは?シリーズの特徴をおさらい

「炎匠炊き(ほのおたくみだき)」は、東芝が誇る高機能炊飯器シリーズの名称です。
その名前の通り、“火”の匠(たくみ)のように、お米をじっくりと丁寧に炊き上げてくれるのが魅力。
ごはんをもっとおいしく、もっと楽しく食べてほしいという思いから開発されたシリーズです。
特徴はなんといっても、こだわり抜かれた炊飯工程。まるで昔ながらのかまど炊きのように、
一粒一粒のお米にじっくりと熱を伝え、ふっくら&つやつやに仕上げてくれるんです。
特に注目したいのが、東芝独自の「真空圧力IH」技術。
炊く前にお米の中の空気を抜き、真空状態にすることで水を芯までしっかり浸透させ、
そのあと一気に高温で加熱。これによって、甘みやうまみがギュッと詰まったごはんになるんです。
毎日のごはんが、ちょっと贅沢に、そして毎回の食卓がちょっと楽しくなる。
そんな力を持っているのが、この「炎匠炊き」シリーズなのです。
RC-10MGXはその中でも高機能を詰め込んだ上位モデル。
一方のRC-10HGXは、基本性能を大切にしながら価格とのバランスも意識した標準モデル。
どちらも、日々のごはん時間をもっと豊かにしてくれる、頼もしい存在です。
RC-10MGXとRC-10HGXの違いを一覧でチェック!

項目 | RC-10MGX(上位) | RC-10HGX(標準) |
---|---|---|
水硬度炊き分け | あり | なし |
内釜 | 備長炭かまど釜 | 炎匠コート釜 |
圧力 | 1.3気圧 | 1.2気圧 |
銘柄炊き分け | 50銘柄以上対応 | 40銘柄対応 |
乾燥コース | あり | なし |
液晶 | バックライト液晶 | 通常液晶 |
消費電力 | やや高め | やや省エネ |
デザイン | 高級感あり | シンプル |
キッチンの雰囲気や使い方に合わせて、ぴったりのモデルを選びましょう。
RC-10MGXの特徴と魅力をやさしく解説

水の違いにも対応「水硬度炊き分け機能」
日本各地の水道水には、地域ごとに硬度の差があります。たとえば関東と関西では、水の硬さが異なるため、同じお米でも炊き上がりに違いが出ることも。
RC-10MGXはそんな水の硬度を自動で検知し、それに合わせて炊き方を調整してくれる機能があるんです。
この「水硬度炊き分け機能」があれば、住んでいる地域や引っ越し先の水質に左右されず、毎回安定したおいしさが楽しめます。
さらに全国のお米の銘柄を試すのが好きな方や、こだわりの水を使っている方にも相性ぴったり。柔らかめが好きな方も、かためが好みの方も、それぞれの理想に近づけてくれる頼れる機能です。
備長炭かまど構造で、ふっくら香ばしいごはんに
RC-10MGXの内釜は「備長炭かまど構造」を採用しています。備長炭は遠赤外線を多く放射する特性があり、お米の内側までじんわりと熱を届けてくれるのがポイント。
この構造により、表面はしっかり、中はふっくら。冷めてもおいしさが続くので、お弁当やおにぎりにもぴったりなんです。
「ごはんそのものがごちそう」と感じさせてくれるような、上質な炊き上がりをぜひ体感してみてください。
さらに高い圧力で、もっちり感アップ
RC-10MGXは1.3気圧という高い圧力で炊き上げる設計になっています。標準モデルのRC-10HGXが1.2気圧なので、わずかな差のように思えますが、実際にはこの0.1気圧の違いがもっちり感や粘りのある炊き上がりに大きく影響するんです。
特に粘り気が強めのお米や、もっちりしたごはんが好きな方には、この違いがはっきり感じられるはず。
噛むたびに甘みが広がり、「ごはんってこんなにおいしかったんだ」と思わず笑顔になるような食卓を演出してくれますよ。
銘柄炊き分けの種類が豊富
RC-10MGXは、全国各地のお米の特徴に合わせた「銘柄炊き分け」に対応しており、その数はなんと50銘柄以上。
コシヒカリ、ゆめぴりか、あきたこまち、つや姫、ななつぼし…など、それぞれのお米の個性を引き出す最適な炊き加減で、お米好きにはたまらない嬉しい機能です。
「今日は甘みの強いお米が食べたいな」「しっかりした粒感が欲しい」など、その日の気分やおかずに合わせて銘柄を変えても、それぞれに合った炊き上がりに調整してくれるので、食卓がもっと豊かになりますよ。
お米の味の違いを楽しみたい方や、いろいろな品種を試すのが好きな方にもぴったりです。
お手入れ簡単!乾燥コース付き
毎日使う炊飯器だからこそ、気になるのが炊き終わった後のお手入れ。
RC-10MGXには「乾燥コース」が搭載されていて、炊飯後に発生する水滴やにおいをしっかり乾燥させてくれます。
特に梅雨の時期や湿気の多い季節には、炊飯器の内部に残る水分がにおいやカビの原因になることもありますが、この機能があれば安心です。
洗ったあとの内ぶたやパーツもしっかり乾くので、次に使うときに気持ちよくスタートできますよ。
バックライト液晶で操作しやすい
本体の操作パネルには、バックライト付きの液晶画面が採用されています。
暗いキッチンや夕方〜夜の時間帯でも表示がくっきり見えて、操作ミスを防いでくれるのでとっても便利。
さらに、ボタンの配置もシンプルで直感的。誰でも簡単に使いこなせるように配慮された設計なので、家族みんなで使える安心感があります。
「難しそう」と感じがちな高機能炊飯器ですが、RC-10MGXなら心配いりません♪
RC-10HGXの特徴と魅力もチェック

RC-10HGXは、必要な機能をしっかりと備えたスタンダードなモデル。
「難しい操作はちょっと不安…」「予算を抑えたいけど、おいしさは妥協したくない」そんな方にも寄り添ってくれる、やさしい設計の炊飯器です。
まず、東芝自慢の「真空圧力IH」技術は、上位モデルと同じようにしっかり搭載されています。
炊飯前にお米を真空状態にすることで、水を芯まで浸透させ、お米本来の甘みやうまみを引き出す仕組みは、RC-10HGXでもしっかり体感できます。
また、「銘柄炊き分け」機能もあり、40種類以上の品種に対応。
よく使われている人気銘柄はもちろん、少し珍しい品種まで幅広くカバーしてくれるので、いろいろなお米を楽しみたい方にも十分満足できる内容です。
さらに嬉しいのが、消費電力が抑えめな点。
電気代が気になりがちな毎日の家電だからこそ、こういった省エネ性能は大きなポイントですよね。
加えて、全体的にシンプルな操作性で、炊飯の準備から片付けまでストレスが少ないのも魅力。
「高機能すぎると逆に使いこなせるか心配…」という方にもぴったり。
一人暮らしやシニア世代にもやさしく寄り添ってくれる、ちょうどいい1台です。
どっちがオススメ?選び方のポイント

RC-10HGXがおすすめな人
- コスパを重視しながらも、ごはんの味には妥協したくない方。
- 圧力IH炊飯器を初めて使う方や、操作が複雑だと感じやすい方にもおすすめ。
- 必要な機能はしっかり備えたモデルが欲しい方。
- 銘柄炊き分け機能をある程度楽しみたいけれど、高度なこだわりまでは求めていない方。
- シンプルで使いやすいデザイン、扱いやすさを重視する方。
- 一人暮らしやシニア世代など、簡単操作と安心感を求める方にぴったりです。
RC-10MGXがおすすめな人
- 日常的にさまざまな銘柄のお米を楽しんでいて、それぞれに合った炊き加減を求める方。
- 地域や水の硬度に合わせて、ごはんをもっと美味しく炊き分けたいと考えている方。
- お弁当やおにぎりにも最適な、冷めてもおいしいごはんにこだわりたい方。
- 家族みんなが毎日食べるごはんだからこそ、機能に妥協したくない方。
- 炊飯器を清潔に保ちたい、お手入れの負担を減らしたい方。
- 操作性のよさや液晶の見やすさなど、細部までしっかり配慮された上位モデルを選びたい方。
まとめ|東芝の炎匠炊きで、毎日のごはんがもっと楽しみに

毎日の食卓に欠かせないお米。
東芝の「炎匠炊き」シリーズなら、ごはんの美味しさがグッと変わります。
迷ったときは「どんなごはんを食べたいか?」を基準に選んでみてくださいね。
RC-10MGXもRC-10HGXも、どちらを選んでも後悔しない素敵な炊飯器ですよ♪