はじめに|BW-X120MとBW-X120Kは何が違う?

洗濯機を選ぶときって、たくさんの種類があって迷ってしまいますよね。この記事では、日立の人気シリーズ「ビートウォッシュ」の中でもよく比較される、BW-X120MとBW-X120Kの違いや特徴について、わかりやすくご紹介します。
はじめて洗濯機を選ぶ方や、家族が増えて買い替えを考えている方にもぴったりの内容です。
この記事でわかること
- BW-X120MとBW-X120Kの違い
- それぞれのおすすめポイント
どんな人におすすめ?
- 忙しくても洗濯をラクにしたい主婦の方
- 自動投入や乾燥機能を便利に使いたい方
- シンプルでお手頃なモデルを探している方
▼BW-X120M
▼BW-X120K
基本スペックを比較

洗濯機選びで最初に気になるのは、やはりサイズや容量、そして設置スペースとの相性ですよね。特にファミリー世帯や設置場所が限られているおうちでは、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
ここでは、BW-X120MとBW-X120Kのサイズ・容量・重さについて、より詳しく見ていきましょう。
BW-X120Mのサイズ・重さ・容量
BW-X120Mは、12kgの大容量タイプで、たくさんの洗濯物を一度にまとめて洗うことができます。特に、1日に何回も洗濯したくない方や、バスタオルやシーツなど大きなものをよく洗う方にはぴったりです。
本体のサイズは、幅610×奥行635×高さ1060mm。一般的な防水パンにも対応しやすく、洗濯機置き場が標準的なサイズであれば問題なく設置できるでしょう。奥行も比較的スリムなので、洗面所のスペースが限られているご家庭でも使いやすい設計です。
重さは約45kgとしっかりした作りになっており、振動を抑える構造も採用されています。搬入時には多少の重みはありますが、使用中の安定性にはつながるポイントですね。
また、フタ部分にはガラス素材を使用しており、見た目にもスタイリッシュ。インテリアにこだわる方からも人気があります。
BW-X120Kのサイズ・重さ・容量
BW-X120Kも、洗濯容量はBW-X120Mと同じく12kgと大容量タイプ。大家族やまとめ洗いをしたい方にも十分対応できるサイズ感です。サイズは幅610×奥行635×高さ1060mmと、数値上ではBW-X120Mとまったく同じ仕様となっています。
そのため、設置スペースを選ばず、狭めの洗面所や脱衣所でも設置しやすいのが魅力です。
重さに関してもほぼ同等で、約45kgと安定感があります。搬入や設置時には多少の重さは感じられるかもしれませんが、使用中の安定性や振動の抑制にもつながっており、安心して長く使えるモデルとなっています。
BW-X120Kの一番の特徴は、乾燥機能が搭載されていないことです。その分、本体価格が抑えられており、「乾燥機能は不要」「基本的な洗濯ができれば十分」という方にはぴったりのモデルです。
また、乾燥機能がないことで本体の構造もシンプルになり、操作やお手入れもよりわかりやすくなっています。電気代の面でも乾燥機能がないぶん、ランニングコストを低く抑えることができるというメリットもあります。
共通点と違いを整理
BW-X120MとBW-X120Kは、洗濯容量・サイズ・重さに関しては共通していますが、乾燥機能の有無が大きな違いです。BW-X120Mにはヒートリサイクル乾燥機能が搭載されており、天候に左右されずに洗濯から乾燥まで完了できます。
一方、BW-X120Kは乾燥機能を省いたシンプル構成。その分、本体価格が抑えられ、初期費用を節約したい方に向いています。
なお、自動投入機能はどちらのモデルにも搭載されており、毎回の洗剤や柔軟剤の量を気にせず、手間なく使える点は共通の便利ポイントです。
▼BW-X120M
▼BW-X120K
洗浄機能の違いと性能評価

ナイアガラ洗浄とは?
日立独自の「ナイアガラ洗浄」は、その名のとおり、滝のような大流量の水で衣類をしっかり洗い上げる洗浄方式です。一般的な洗濯機よりもたっぷりの水を使って洗うため、衣類の繊維の奥に入り込んだ皮脂汚れや泥汚れまでしっかりと浮かせて落としてくれます。
特に運動をしたあとのウェアや、外遊びをしたお子さんの衣類など、頑固な汚れに対して力を発揮します。
また、ナイアガラ洗浄では、水流がムラなく衣類全体に行き渡るよう設計されており、衣類同士の絡まりも少なく、傷みも抑えられるのがうれしいポイントです。ご家庭で使う洗濯機として、毎日しっかり洗いたい方や、洗浄力を重視したい方に特におすすめできる機能です。
高濃度洗剤の使い方と効果
ナイアガラ洗浄と相性の良いのが「高濃度洗剤洗浄」です。これは、最初に少ない水で洗剤を濃い状態に保ったまま衣類にしみ込ませ、汚れをしっかり浮かせてから洗い流すという仕組みです。
この方法により、少ない水でも洗剤の洗浄成分を最大限に活かすことができ、洗い時間が短くても十分な効果を得られます。忙しい朝や帰宅後の短時間で洗濯を済ませたいときにも、しっかり汚れが落ちるのは助かりますよね。
また、洗剤の使用量を抑えることができるので、経済的で環境にもやさしいというメリットもあります。洗濯機自体が自動で濃度調整を行ってくれるため、特別な操作も必要なく、どなたでも簡単に使えるのが魅力です。
脱水・乾燥機能の違い

脱水の強さと衣類の乾き具合
どちらのモデルもパワフルな脱水機能を備えており、洗濯後に干したときの衣類の乾きがとても早いという特徴があります。特に雨の日や日照時間が短い季節でも、室内干しでしっかり乾きやすいと多くのユーザーから好評です。
脱水の回転数が高く、しっかりと水分を飛ばしてくれるため、厚手のバスタオルやジーンズなど乾きにくい素材でも、比較的早く乾燥します。また、脱水時の衣類の片寄りを防ぐバランス調整機能が搭載されており、洗濯機がガタつくことなく安定して運転できるのも安心できるポイントです。
さらに、脱水後の衣類のシワが少ないという声もあり、アイロンがけの手間が減るのは嬉しいところ。忙しい日々の中で、家事の時短にもつながる便利な性能といえるでしょう。
乾燥機能の有無とパフォーマンス
BW-X120Mには「ヒートリサイクル乾燥」機能が搭載されており、洗濯から乾燥までをワンストップでこなせる優れたモデルです。この乾燥機能は、温風を効率よく循環させることで、乾燥時間を短縮しつつ、電力消費も抑える工夫がされています。
朝の通勤前や、夜間のうちに洗濯から乾燥まで終わらせたいという方にとって、大変便利な機能です。
一方、BW-X120Kには乾燥機能が搭載されていません。その分、本体価格が抑えられており、「乾燥は自然乾燥で十分」「コストを重視したい」という方にとっては、必要十分なモデルといえます。乾燥機能がないぶん、機械構造もシンプルで、長期的に使っても故障が起こりにくいという利点もあります。
ヒートリサイクル乾燥のメリット
ヒートリサイクル乾燥は、従来の乾燥方式とは異なり、衣類に直接熱を加えるのではなく、乾燥中に発生する温風を再利用することで、効率よく乾かす仕組みになっています。このため、電気代が節約できるだけでなく、環境にもやさしいというメリットがあります。
さらに、衣類への負担が少ないため、デリケートな素材の衣類も傷みにくく、型崩れしにくいのが魅力です。忙しい朝や梅雨時期など「すぐに着たい服があるけど乾いていない!」というシーンでも大活躍。毎日の家事を少しでもラクにしたい方にこそおすすめの機能です。
また、乾燥機能を使った後の仕上がりもふんわりとしていて、タオルや肌着がやわらかくなるといった効果も期待できます。寒い季節には乾燥後の衣類がほんのり温かいのも、ちょっとした幸せを感じられるポイントです。
▼BW-X120M
▼BW-X120K
洗濯コースと便利機能

選べる洗濯コースの種類
日立ビートウォッシュには、日々の洗濯をもっと便利にしてくれる多彩な洗濯コースが搭載されています。標準コースはもちろんのこと、忙しい朝に便利なお急ぎコースや、厚手の毛布をしっかり洗える毛布コース、デリケートな衣類に対応した手洗いコースなど、用途に合わせて細かく選べるのが大きな魅力です。
さらに、衣類の素材や汚れの程度に応じた「すすぎ1回」コースや、部屋干しのニオイを防ぐ「部屋干し対策コース」など、ライフスタイルに寄り添ったコースも用意されています。コース選びが簡単にできる操作画面も直感的で、初めての方でも安心して使えますよ。
AI搭載で自動調整できる?
ビートウォッシュには、AIによる自動設定機能が搭載されています。洗濯機にセットした衣類の量や汚れの状態をセンサーがしっかり検知し、洗い方やすすぎ、脱水の時間を自動で調整してくれる仕組みです。
これにより、無駄な水や電力を使わずに、必要なだけしっかり洗ってくれるので、エコにもつながります。毎日同じような洗濯物でも、内容に応じて最適な運転をしてくれるから、洗濯初心者や忙しい方にもとても心強い存在です。
また、AIの判断は非常に的確で、「自分でコースを選ぶよりもきれいに仕上がる」といった口コミもあるほど。洗濯機まかせで、プロのような仕上がりを実現できるのはうれしいですね。
タイマー・時短機能の実用性
タイマー機能も非常に便利で、洗濯終了の時間をあらかじめセットしておける「予約タイマー」や、洗い時間を短縮する「時短モード」が搭載されています。たとえば、朝起きたときにちょうど洗濯が終わっているようにしたり、帰宅後すぐに干せるように設定できたりと、時間を有効活用できます。
また、時短モードを使えば、通常よりも短時間で洗濯が完了するので、急ぎのときや少量の洗濯物にぴったりです。水の量や電力消費も調整されるため、忙しい日常でも手軽に効率よく洗濯がこなせます。
「朝バタバタしがちで洗濯を忘れがち」「夜のうちに回しておきたい」そんな方にとって、予約機能や時短機能は欠かせない便利機能となっています。
操作性とお手入れのしやすさ

操作パネルの見やすさ・使いやすさ
直感的に操作できるパネルデザインは、家電が苦手な方やはじめて洗濯機を購入する方でも安心して使えるように工夫されています。ボタンの配置もシンプルで、迷うことなくすぐに操作できる点が魅力です。
液晶画面や文字表示もくっきりしていて視認性が高く、暗い場所やメガネをかけている方でも読みやすくなっています。アイコン表示もわかりやすく、洗濯コースやオプション機能が一目で確認できるのも使いやすさを後押ししています。
さらに、操作音の設定やチャイルドロック機能など、安全面にも配慮された作りとなっており、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。全体的にストレスを感じさせないスムーズな操作性で、毎日の家事が少し楽しくなるような工夫が詰まっています。
給水・排水のしやすさ
給水ホースと排水ホースの取り付け部分は、作業しやすい高さと向きに設計されているので、女性一人でも簡単に取り付け・取り外しができます。特に引っ越しやメンテナンスの際に、この「取り回しやすさ」は非常にありがたいポイントになります。
また、排水がスムーズに流れるよう、水の流れを考慮した底面設計がなされているため、使用後の水はけも良好です。ホースがたるまずすっきり収納できる構造も採用されており、見た目にも清潔感があります。
防水パンとの相性も良好で、設置場所を選ばずスムーズに配置できるのも魅力です。万が一の水漏れ対策として、ホース接続部の安全設計もされているため、安心して長く使えます。
フィルターや槽の手入れ方法
ビートウォッシュは、お手入れのしやすさにも定評があります。糸くずフィルターは簡単に取り外せる構造になっており、毎日のお掃除も手間いらず。サッと水洗いするだけで清潔な状態を保てます。
さらに、洗濯槽には「自動おそうじ機能」や「槽洗浄コース」が搭載されており、定期的なお手入れもボタンひとつで完了。洗剤カスや黒カビの発生を抑え、いつでも衛生的な状態を維持できます。
洗濯機の内側だけでなく、外側も拭き取りやすいフラットなデザインになっているため、見た目の清潔感も保ちやすく、お手入れの負担をぐっと減らしてくれます。衛生面を大切にしたい方や、できるだけ掃除の手間を省きたい方にもおすすめです。
▼BW-X120M
▼BW-X120K
消費電力・運転音などの運転性能をチェック
消費電力量と電気代の目安
ビートウォッシュは省エネ設計がしっかり考えられており、日々の使用でも電気代を抑えることができます。特に洗濯のみで使用した場合、1回あたりの電気代は約1〜2円程度と非常に経済的。長く使えば使うほど、月々の電気代に違いが出てきます。
ただし、乾燥機能の有無によって消費電力量には大きな差があります。乾燥機能を使った場合、1回あたり約20〜30円ほどの電気代がかかることも。
BW-X120Mには高効率なヒートリサイクル乾燥が搭載されているため、乾燥時間を短縮しつつ電力消費を抑える工夫がされていますが、それでも乾燥機能を頻繁に使用する方は、ある程度の電気代を意識しておくとよいでしょう。
逆に、乾燥機能のないBW-X120Kであれば、洗濯にかかる電気代のみで済むため、非常にランニングコストが低く抑えられます。電気代を抑えたい方や、普段から外干し・部屋干しを中心にしている方には、Kのモデルが向いているかもしれません。
運転音・脱水時の静かさはどう?
運転音に関しても、ビートウォッシュは静音設計にこだわっています。洗濯時で約57dB、脱水時で最大64dB程度とされており、これは一般的な会話レベルと同じくらいの音の大きさです。そのため、夜間や早朝の時間帯に洗濯機を使いたい方でも、安心して使用できます。
実際に使用している方からも、「赤ちゃんが寝ていても気にならない」「マンションでも音が響かない」といった声が多く寄せられています。家族や周囲に配慮しながら洗濯ができるのは、毎日の家事ストレスを軽減するポイントになりますね。
省エネ性能と年間コスト比較
年間の電気代を比較してみると、洗濯のみを利用した場合の年間コストは、約500円〜1000円程度とかなりリーズナブルです。一方で、乾燥機能を頻繁に使う方の場合は、年間で3000円〜5000円程度になることもあります。
しかし、乾燥まで任せることで洗濯にかかる時間や手間を減らせる点を考えると、この差額も「時短」や「利便性」として十分に価値があると感じる方も多いでしょう。
どちらを重視するかはライフスタイルによって異なりますが、省エネと便利さをうまく両立させたい方には、ヒートリサイクル乾燥を搭載したBW-X120Mがおすすめです。
洗剤自動投入のメリットと注意点
どんな仕組みで動作するのか?
洗剤自動投入機能は、専用タンクにあらかじめ洗剤や柔軟剤を入れておくだけで、洗濯機が洗濯物の量や汚れ具合に応じて適切な量を自動で計算して投入してくれる、とても便利な機能です。
この仕組みにより、毎回計量する手間が省けるだけでなく、入れすぎや少なすぎといった失敗もなくなります。また、洗剤の無駄遣いも減り、経済的で環境にもやさしいという利点もあります。
さらに、洗濯機が自動で最適な量を判断してくれることで、衣類の仕上がりにも差が出ます。必要以上に洗剤を使わないことで、すすぎ残りが少なくなり、肌への刺激を減らせる点もうれしいポイントです。
自動投入タンクの容量・使える洗剤
自動投入タンクは比較的大容量で、洗剤と柔軟剤をそれぞれ数日〜1週間分まとめて入れておくことができます。家事や育児でバタバタする朝や、仕事で忙しい日々の中でも、洗剤の量を気にせずそのままスタートできるのはとても助かります。
対応している洗剤は、基本的に市販の液体洗剤と柔軟剤であればOK。特別な専用洗剤を使う必要がないため、普段からお気に入りのブランドを使い続けられるのも魅力です。
また、タンクの残量が少なくなるとお知らせしてくれる機能もあり、「うっかり切らしてしまった」という心配もありません。頻繁に洗濯するご家庭ほど、この機能のありがたみを実感できるはずです。
実際に使って感じるメリット・デメリット
「入れ忘れがなくなった」「子どもにも使いやすい」と好評。
一方で、違う種類の洗剤を使いたいときはタンク洗浄が少し手間かも。
▼BW-X120M
▼BW-X120K
BW-X120シリーズは型落ち?最新モデル情報
型番の読み方と発売年
日立の洗濯機の型番は、年式や機能、シリーズごとに一定のルールで名付けられています。今回の「BW-X120M」と「BW-X120K」も、数字やアルファベットの違いに注目することで、発売時期や機能の差を読み取ることができます。
一般的に、アルファベットの末尾が新しくなるほど、新しいモデルであることを示しています。つまり、BW-X120MはBW-X120Kの後継モデルという位置づけになります。
実際に、BW-X120Kは2022年ごろのモデル、BW-X120Mは2023〜2024年に登場した比較的新しいモデルです。
新しいモデルを選ぶメリットとしては、省エネ性能の向上や新しい洗濯コース、静音性の強化など、細かな改良が加えられている点が挙げられます。また、操作性の改善やデザインの洗練など、日々の使い勝手が向上していることも多いので、最新モデルを選ぶことでより快適に使える可能性が高まります。
型落ちモデルのメリット・価格差
一方で、型落ちモデルであるBW-X120Kにも大きなメリットがあります。それはやはり「価格の安さ」です。基本的な洗浄力や洗濯容量、操作性などは新モデルと大きな差がないことが多く、必要十分な機能を備えています。
そのため、「乾燥機能は使わない」「最新機能にはあまりこだわらない」といった方にとっては、型落ちモデルの方がコストパフォーマンスが良く、お得に購入できる選択肢になります。
さらに、販売終了が近づくと在庫処分のセールなどで大幅に値下げされることもあるので、タイミング次第では驚くほどお得に手に入れることができます。
型落ち品は性能面での不安を抱える方もいらっしゃいますが、日立のビートウォッシュは長年の信頼と実績があるシリーズなので、基本機能に関しては安心して選んで大丈夫です。
いつ買うのがベストタイミング?
洗濯機の購入タイミングとして狙い目なのは、やはり「新生活シーズン」や「決算時期」です。特に3月や9月の決算期には、家電量販店が在庫を一掃するための値引きキャンペーンを行うことが多く、型落ちモデルも含めてお買い得商品が多数登場します。
また、引っ越しや新生活のスタートが多い2〜4月、9〜10月のシーズンには、セット販売や配送・設置サービスのキャンペーンも豊富です。さらに、夏や冬のボーナス時期に合わせた特売セールも見逃せません。
型落ちモデルを狙うなら、新モデルが発表される直前〜直後がチャンス。在庫があるうちに購入すれば、機能面ではほぼ変わらず、お財布にもやさしい買い物ができますよ。
▼BW-X120M
▼BW-X120K
他社モデルとの比較で見える強み
パナソニック・シャープとの比較ポイント
他社にも魅力的な洗濯機は数多くあります。たとえば、パナソニックは「泡洗浄」や「温水泡洗浄」など独自の洗浄技術を持っており、皮脂汚れやニオイ対策に強いとされています。また、シャープは「穴なし槽」構造が特長で、カビの発生を抑える設計や節水性能に優れている点が注目されています。
そんな中で、日立のビートウォッシュが特に優れているのは、「洗浄力」「自動投入機能」「乾燥方式」のバランスです。ナイアガラ洗浄による高い洗浄力と、手間を省ける自動投入機能、そしてヒートリサイクル乾燥による省エネ性が組み合わさっており、機能の偏りがなく、総合力の高さが光るモデルです。
さらに、パナソニックやシャープの上位モデルは価格が高くなりがちですが、ビートウォッシュは高機能ながら比較的手の届きやすい価格帯に設定されており、コストパフォーマンスでも評価されています。
ビートウォッシュならではの特長
ビートウォッシュは、強力な洗浄力に加えて「使い勝手の良さ」「お手入れのしやすさ」「高い省エネ性能」をバランスよく兼ね備えています。たとえば、AIによる自動洗濯設定や自動槽洗浄機能など、毎日の家事を楽にしてくれる機能が豊富です。
操作パネルも直感的でわかりやすく、誰でも簡単に使いこなせる設計になっているのもポイント。さらに、フタの開閉が静かで安全性が高いことや、デザイン性の高さから、インテリアにこだわる方にも支持されています。
乾燥までこなせるモデルでは、タオルや肌着がふんわりと仕上がる点も好評で、日々の洗濯体験そのものを快適にしてくれる優れた一台といえるでしょう。
他社にない独自機能・使い心地
ビートウォッシュの大きな魅力は、やはり日立独自の技術にあります。ナイアガラ洗浄は、大流量の水で衣類をしっかりと洗い上げる強力な機能で、皮脂汚れや泥汚れもすっきり落とします。また、衣類へのダメージを抑えながらしっかり洗浄できるため、デリケートな素材の衣類も安心して任せられます。
そして、ヒートリサイクル乾燥は、温風を再利用することで省エネ性能を高めた乾燥方式。従来の乾燥機に比べて衣類の傷みが少なく、電気代も抑えられるので、頻繁に洗濯する方にとって大きなメリットです。
さらに、洗剤自動投入や操作性、衛生面に配慮された機能が充実しており、全体的に“かゆいところに手が届く”洗濯機として、多くの家庭にフィットします。
よくあるトラブルとその対処法
よくあるエラーとリセット方法
洗濯機を使っていると、思いがけずエラー表示が出ることもあります。特に多いのが「給水エラー」「排水エラー」ですが、慌てずに対応すればすぐに解決できるケースがほとんどです。
給水エラーの場合は、蛇口がきちんと開いているか、給水ホースが外れていないかをまず確認しましょう。ホースのねじれやフィルターの目詰まりが原因のことも多いため、定期的な点検やお掃除も大切です。
排水エラーは、排水ホースが詰まっていたり、設置状態に問題があると起こります。洗濯槽のゴミ受け部分に糸くずやゴミが溜まっていないかもチェックしてみてください。
それでも直らない場合は、取扱説明書の「エラー表示一覧」ページを参考にしながら、指示に従ってリセット操作を試してみましょう。多くのモデルでは、電源を一度オフにし、数秒後に再度オンにするだけでエラーが解除される場合もあります。
異音・故障のサインと対策
「洗濯機からいつもと違う音がする」「脱水時にガタガタと大きな振動がある」などの異変に気づいたら、すぐに使用を中止して安全を確認しましょう。
異音の原因として多いのは、衣類の偏りや小物の詰まり、あるいは内部の部品の摩耗です。無理に使い続けると故障の原因になるので注意が必要です。振動が激しい場合は、床との接地状態や本体の水平が保たれているかを確認すると改善されることもあります。
それでも解消しない場合は、日立の公式サポート窓口に連絡するのが安心です。状況を詳しく伝えると、電話でのアドバイスや修理手配までスムーズに案内してくれます。
メーカー保証とサポート体制
日立の洗濯機は、購入後1年間のメーカー保証がついており、自然故障に対してしっかりサポートしてくれます。さらに、販売店によっては延長保証サービスを付けられることもあり、5年保証や10年保証を選ぶ方も増えています。
また、日立のアフターサービスは全国に拠点があり、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれる体制が整っています。修理は訪問対応も可能で、ネットや電話からも申し込みができるので、初めての方でも安心して利用できます。
長く使う家電だからこそ、こうしたサポート体制の充実はとても大切なポイントですね。
▼BW-X120M
▼BW-X120K
設置・購入時のポイント
設置場所の注意点
洗濯機の設置には、あらかじめ本体サイズだけでなく、設置スペースや搬入経路の確認がとても重要です。特に集合住宅や古い建物では、通路の幅や階段の角度によって、搬入が難しくなるケースもあります。
本体サイズ(幅610×奥行635×高さ1060mm)に加えて、ドアや通路の幅、高さ、曲がり角なども測っておくと安心です。エレベーターの使用が必要な場合や、階段での搬入になる場合は、搬入可能かどうかを事前に販売店に確認しておくとスムーズです。
また、防水パンのサイズも要チェック。設置スペースが足りない場合は、サイズ調整用の部材やかさ上げ台が必要になることもあります。水道の位置やコンセントの高さも見ておくと、工事が最小限で済む可能性が高くなります。
配送・搬入サービスの選び方
現在、多くの家電量販店やオンラインショップでは「設置・搬入込み」のプランを用意しています。これらのサービスでは、洗濯機の搬入から配管接続、動作確認までをすべてお任せできるため、ご自身で設置する手間が省けてとても便利です。
さらに、不要になった古い洗濯機の回収サービスが含まれている場合もあり、買い替え時にもスムーズ。ネット注文でも「設置希望」と記載すれば、訪問日を調整しながら対応してくれるので安心です。
設置前に電話で搬入経路や階段の確認がある場合もあり、きめ細かな対応が期待できます。特に女性一人暮らしの方や、高齢のご家族とお住まいの方には、こうしたサービスの利用がおすすめです。
【結論】どちらを選ぶべきか?
BW-X120Mが向いている人
- 洗濯から乾燥までワンストップで終わらせたい方
- 忙しい毎日を過ごす共働き家庭や子育て世代で、洗濯にかかる時間と手間をなるべく減らしたい方
- 高機能でありながらも、直感的に使える操作性を重視している方
- 天候に左右されず、いつでも清潔に洗濯物を仕上げたい方
- 衣類へのやさしさと効率的な乾燥を両立させたい方
▼BW-X120M
BW-X120Kが向いている人
- 部屋干しや乾燥機を別に持っているなど、乾燥機能を必要としない方
- 基本的な洗濯機能があれば十分と考えており、コストパフォーマンスを最重視している方
- 初めて全自動洗濯機を購入する方や、買い替えで機能の変化を抑えたい方
- シンプルで操作がわかりやすい機種を求める方
- 洗濯機をあまり頻繁に使わない単身世帯やセカンドユースをお考えの方
▼BW-X120K
失敗しない選び方まとめ
洗濯機は毎日使う生活家電だからこそ、ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことが何より大切です。たとえば、外干しが難しい地域や花粉・PM2.5が気になる方なら、乾燥機能付きのBW-X120Mがぴったりですし、機能は最低限でOKという方にはコスパの良いBW-X120Kがおすすめです。
迷ったときは、1週間の洗濯回数や洗濯物の量、干すスペースの有無などを思い浮かべながら、「どちらが今の自分にとって快適か」を考えてみましょう。そうすることで、納得のいく選択ができるはずです。
よくある質問(FAQ)
BW-X120MとKの買い替えタイミングは?
目安として7〜10年が買い替え時期。音が大きくなったり、汚れ落ちが悪くなったと感じたら買い替えを検討してもよいでしょう。
日立ビートウォッシュの寿命は?
丁寧に使えば10年以上持つこともあります。定期的にお手入れをして、長く愛用してくださいね。
自動投入や乾燥機能って本当に必要?
毎日の洗濯が少しでもラクになるのは大きなメリット。一度使うと手放せなくなる便利さです。
▼BW-X120M
▼BW-X120K